2026/06/17 16:47

ベトナムコーヒーという言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?
練乳入りの甘いコーヒー、独特の濃さ、金属製のフィンでゆっくり抽出するスタイルなど、ベトナムには独自のコーヒー文化があります。
ベトナムは世界有数のコーヒー生産国であり、世界最大のロブスタ生産国としても知られています。
この記事では、ベトナムコーヒーの特徴から豆の個性、独自の飲み方まで、わかりやすく解説します。
ベトナムコーヒーの特徴とは?
ベトナムコーヒーの特徴は、力強いコクと香ばしさです。
日本でよく飲まれているアラビカ種中心のコーヒーと比べると、しっかりとした苦みと豊かなボディ感があり、ミルクやフレーバーとの相性にも優れています。
その個性的な味わいは世界中で親しまれており、近年では高品質なベトナムコーヒーにも注目が集まっています。
ベトナムはコーヒー大国?
ベトナムは世界有数のコーヒー生産国であり、生産されるコーヒーの約95〜97%をロブスタ種が占めています。※1
世界最大のロブスタ生産国として知られ、その力強い味わいと豊かなコクは世界中で親しまれています。
コーヒーがベトナムに持ち込まれたのは19世紀半ばのフランス植民地時代のことです。
1857年にフランス人宣教師によって持ち込まれたコーヒーは、その後ベトナム各地へ広がり、現在ではベトナムを代表する飲み物のひとつとなりました。※2
ベトナム産コーヒー豆「ロブスタ種」とは
ベトナム産コーヒー豆の最大の特徴は、ロブスタ種です。
一般的にスペシャルティコーヒー市場ではアラビカ種が主流ですが、ロブスタ種はこれとは異なる個性を持っています。
ロブスタ種の特徴は、力強い苦みと香ばしさ、そしてしっかりとしたコクです。
インスタントコーヒーなどに使用されることも多いため、「品質より量を重視した豆」というイメージを持たれることがあります。
しかし近年は、栽培や精製技術の向上により、高品質なロブスタ種にも注目が集まっています。
また、近年はベトナム国内でもアラビカ種の栽培が増えており、それぞれの特徴を活かしたブレンドも楽しまれています。
DOUBLE COFFEEでは、厳選したロブスタ種とアラビカ種を独自のバランスでブレンドしているため、ロブスタ種による力強いボディと、アラビカ種の華やかな香りをあわせて楽しめます。
ベトナムのカフェ文化
ベトナムでは、コーヒーは単なる飲み物ではなく、人々の暮らしに深く根付いた文化の一部です。
街を歩くと、昔ながらのローカルカフェから洗練されたデザインのカフェまで、さまざまな店を見かけます。
伝統を大切にしながらも新しい楽しみ方を取り入れる。そんな自由な発想も、ベトナムのコーヒー文化の魅力です。
実際にベトナムでは、個性豊かなコーヒーが親しまれ、独自のアレンジコーヒーも数多く生まれています。
ベトナムコーヒーの代表的な飲み方
ベトナムの個性的なコーヒーの飲み方をご紹介します。
練乳入りコーヒー
ベトナムで最も親しまれているスタイルです。
深煎りのベトナムコーヒーにコンデンスミルク(練乳)を加えて飲みます。
ホットでもアイスでも楽しめます。
エッグコーヒー
ハノイ発祥のスタイルです。
卵黄と砂糖を泡立てたクリームをコーヒーの上にのせます。ティラミスのような味わいとも表現されます。
塩コーヒー
フエ発祥のスタイルです。
塩入りのクリームをコーヒーに合わせることで、甘さとコクが引き立ちます。
ヨーグルトコーヒー
ハノイ発祥のスタイルです。
コーヒーのコクとヨーグルトの酸味に甘さを組み合わせた、ベトナムならではの一杯です。
アボカドコーヒー
ベトナムで人気のアレンジコーヒーです。
アボカドスムージーのクリーミーな口当たりと、コーヒーのほろ苦さが意外なほどよく合います。伝統的なコーヒー文化に加え、新しいアレンジも楽しむベトナムらしさを感じられる一杯です。
フィン(ベトナム式ドリッパー)とは
ベトナムコーヒーに欠かせないのが「フィン」と呼ばれる金属製のドリッパーです。
カップの上に置き、コーヒー粉を入れてお湯を注ぐと、3〜4分かけてゆっくりとコーヒーが落ちてきます。
急いで抽出することはできません。
フィンから一滴ずつ落ちるコーヒーを眺めながら過ごす時間も、ベトナムのコーヒー文化の一部です。
DOUBLE COFFEEのベトナムコーヒー
DOUBLE COFFEEの「DOUBLE(ドゥーブル)」という名前は、フランス語の読み方に由来しています。
ベトナムにコーヒーをもたらしたのは19世紀のフランス人宣教師でした。現在のベトナムのコーヒー文化は、ベトナムの風土とフランスの文化が重なりながら育まれてきたものです。
私たちが「ドゥーブル」と読むのも、その歴史への敬意を込めているからです。
DOUBLE COFFEEは、そんなベトナムの豊かなコーヒー文化に着想を得て生まれました。
ヘーゼルナッツやバニラ、ココナッツなどのフレーバーコーヒーも、ベトナムで親しまれている「コーヒーを自由に楽しむ文化」からヒントを得ています。
香りによって、気分や過ごす時間に変化が生まれる。
そんな体験を届けたいという思いから、フレーバーコーヒーを展開しています。
また、売上の一部はベトナム現地の幼稚園や学校への支援にも活用しています。
ベトナムコーヒーの力強い味わいと豊かな香りを、ぜひご自宅でもお楽しみください。
ベトナムから届く一杯が、日常の小さな旅になれば幸いです。
フレーバーコーヒーについて詳しく知りたい方は『フレーバーコーヒーとは?普通のコーヒーとの違いや選び方を徹底解説!』もぜひお読みください。
※1 Sustainable Production of Robusta Coffee under a Changing Climate: A 10-Year Monitoring of Fertilizer Management in Coffee Farms in Vietnam and Indonesia
※2 National Geographic, How to Explore Vietnam's Rich Coffee Culture

